日本史ではなく日本国史と言う意味が理解出来ます。
著者は本当に本当に本当に良く調べ上げられています。
日本史を各時代のエピソードを中心にとても面白く書かれていて物語の様にすらすらと読み進められます。
日本の歴史を知るうえで教科書よりもはるかに分かりやすいです。
ご一読を強くお勧めします。
上巻は縄文から平安時代まで。
第一章・日高見国――縄文・弥生時代、関東にあった祭祀国家
第二章・天孫降臨――関東から九州へ、船で渡った瓊瓊杵尊
第三章・大和時代――神武天皇と日本の統治
第四章・飛鳥時代――日本人の神髄「和」の思想の確立
第五章・白鷗時代――律令国家の誕生と国家意識の確立
第六章・奈良時代――日本の古典を成熟させた天平文化
第七章・平安時代――貴族が極めた宮廷文化の頂点