「八甲田山死の彷徨」
新田 次郎
定価: ¥ 590
明治35年、青森・八甲田山で起きた大規模遭難事件。
陸軍によって隠蔽されていた、199名の死者が出た実際の悲劇を発掘、小説化した。
高倉健、北大路欣也主演の映画原作としても知られる。北大路の台詞「天は我々を見放した」は流行語となった。
日露戦争前夜、厳寒の八甲田山中で過酷な人体実験が強いられた。神田大尉が率いる青森5聯隊は雪中で進退を協議しているとき、大隊長が突然“前進”の命令を下し、指揮系統の混乱から、ついには199名の死者を出す。徳島大尉が率いる少数精鋭の弘前31聯隊は210余キロ、11日間にわたる全行程を完全に踏破する。2隊を対比して、組織とリーダーのあり方を問い、自然と人間の闘いを描いた名作。
【目次】
序章
第一章 雪地獄
第二章 彷徨
第三章 奇蹟の生還
終章
自宅書庫にて保管してきた一冊です。
こちらの商品は即購入していただいて構いません。中古品ということをご理解の上ご検討ください。
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