歪み系エフェクターの代表作RAT2です。
1978年に「Bud Box」と名付けられたプロトタイプがたった12台作られました。これがRATの出発点です。
同78年に、製品版「The RAT」が生産開始され、通称ラージボックスと呼ばれています。ラージボックスは83年頃まで生産され、84年からは通称「RAT1」と呼ばれるスモールボックスの筐体が登場します。

いわゆるヴィンテージラットですが、84〜86年頃のホワイトフェイス期、86〜88年頃のブラックフェイス期を経て、1988年、LED搭載や蓄光シルクスクリーン等を施した「RAT2」が誕生します。

この商品はRAT2の初期物と推測され、1986年のポットシリアルやオペアンプもLM308とまだヴィンテージラットのパーツの一部を使用していて、人気の高いRATです。シリアル086686、銀ネジ、リベット付でおそらくは1988年初期のProCo RAT2の初期物になります。

翌89年後半には、リベットが無くなり、電池ボックスの向きが変わります。本個体は、RAT2最初期のリベット付きの大変希少な1台でございます。
多少擦り傷打ち傷は有りますが動作確認済、使用に問題は有りません。

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