蒼氷・神々の岩壁
- ページ数: 約200ページ
- 著者: 新田次郎
【作品について】
山の厳しさ、山の美しさ、山の恐ろしさ……、そこに繰り広げられる人間ドラマ。
2020年、没後40年。新田次郎山岳小説で、泰然たる自然に思いを馳せる。
冬山で命を落とした弟。果たしてその死因とは。
富士山、八ヶ岳、谷川岳、穂高……、山に挑む男たちの苛烈なる生。傑作四編を収録。
鋭いアイゼンの爪もよせつけない蒼氷に覆われる厳冬期、石が水平に飛ぶ台風シーズン――富士山頂の苛烈な自然を背景に、若い気象観測所員の厳しい生活と、友情と愛と死を描いて息づまる迫力をよぶ長編「蒼氷」。
ヒマラヤを夢み、岩と氷壁に青春を賭けた天才クライマーが、登攀不能といわれた谷川岳衝立岩を征服するまでの闘志と情熱の半生を描く実録小説「神々の岩壁」。
【目次】
蒼氷
疲労凍死
怪獣
神々の岩壁
【著者について】
(1912-1980)1912(明治45)年、長野県上諏訪生れ。無線電信講習所を卒業後、中央気象台に就職し、富士山測候所勤務等を経験する。1956(昭和31)年『強力伝』で直木賞を受賞。『縦走路』『孤高の人』『八甲田山死の彷徨』など山岳小説の分野を拓く。次いで歴史小説にも力を注ぎ、1974年『武田信玄』等で吉川英治賞を受ける。1980年、心筋梗塞で急逝。没後、その遺志により新田次郎文学賞が設けられた。
日本の著名な作家であり、自然や冒険をテーマにした作品で知られています。彼の作品は、読者に強い印象を与えるものが多く、文学界での評価も高いです。
自宅書庫にて保管してきた一冊です。
こちらの商品は即購入していただいて構いません。中古品ということをご理解の上ご検討ください。
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