独鈷（どっこ）、華皿(はなざら）、親子縞、孝行縞の4柄を配列した所謂“献上柄（けんじょうがら）”を織り描いた献上柄四寸帯です。白地に白の織り柄です。

独鈷とは、インドの僧の仏具のことで、その独鈷をコロコロと転がして現れた模様を図案化したもの。華皿とは、仏の供養のために花を入れる皿のことです。

親子縞とは、外側に太い線があり内側に細い線がある模様。これは両親（太い線）が子（細い線）を守っている、という意味があります。逆に孝行縞とは、太い線が両側から細い線で挟まれている模様です。

献上柄四寸帯は、定番柄でありながら、大人の女性の品格を演出する帯として根強い人気があります。飛小紋や更紗小紋、江戸小紋や色無地などの染の着物にはもちろん、結城紬や米沢紬などの織の着物のほか、紗や絽、麻や木綿などの夏の着物等ほとんどの着物に締められるのも、この献上柄四寸帯の大きな魅力の一つです。日本舞踊などの踊り帯としてももちろんご利用いただけます。
■素材
綿100％
柄糸：レーヨン100％
■サイズ
幅15センチ×長さ350センチ
■重さ
350グラム

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